アラフォーでメンヘラで独身、コンプレックスの塊の私がいつかブログを消すまで。

アラフォー、メンヘラ、未婚。神はいるのだろうか。そんなブログです。

悲しみのSMはただの傲慢セックスで

「俺、Sなんだよね~」という男のセックスがただの傲慢なセックスだった話

 

私が出会ってきた男性はそう数多くはないのだが、

「自称S」のSM好きという男性とお付き合いしたことがある。

 

その男とは最近別れたのが、あまりにも(いろんな意味で)思い出深いので、

今日はブログに書いてみようかなと思い立った。

 

「俺、Sなんだよね~」と言い放つ彼との、

ただの傲慢な、時に笑えるセックスについて書いていこうと思う。

 

※思い出してたらどうしても腹が立って今言いたくなったので、

書かせてください。

アナルセックスはお前は向いてないから、

二度と女性に強要するなよ! 

ちょっとすっきりしました、すみません。

 

「俺はSなんだ、お前はMだろ?俺の言う事を聞け」というSM好きの男

 

彼(もう別れてはいるが、今回は彼と書かせていただく)は

「自称S」というやつで、ドMの女の匂いが感じ取れるらしかった。

 

彼のセンサーによれば私はドM。

 

ドMの私は、彼の指示には絶対服従するし、

「お前はこうなる」と言ったことは絶対にそうなるのだ、というのが彼の持論だった。

 

「イけ!!」

と彼が言ったらイかねばならない。

 

…分かりますか?

 

「3つ数えたらお前はイく。3、2、1、イけ!!」

「あぁ~イぐぅぅぅぅ」

 

 

「気持ちいいんだろ?ほら失神しそうなんだろ?」

「3つ数えたらお前は失神する。3、2、1、…」

うぐぅ~(白目)」

 

こんなセックスが毎度繰り広げられていたのだ。

コントじゃないか、こんなの。

 

私はセックス中の演技がどんどんうまくなり、

挙句の果てには涎を垂らして白目を剥くなどの

高等な技術も身につけ始めた。

 

そうしなければ、痛い思いをする事になるからだ。

よくわからないが、感じているふりをしなければ尻をとにかく叩かれた。

痛くて痛くて、本当に辛かった。

それを回避するために、言われなくても失神したり何度も何度もイくふりをした。

 

「これってSMじゃないよね…」

などとどこかで考えながら。

 

AVで仕入れてきたテクニックを惜しげもなく披露してくれる男

 

そんなセックスを繰り返すうちに、

マンネリを感じたのだろうか、彼は新しい技を披露してきた。

 

私に騎乗位させ、私の耳の穴に指を突っ込み、

なんだか一生懸命に囁いている。

 

時々耳に入れている指を緩めてくるので、彼の声が聞こえてくる。

 

「ほ…、感じ…るんだろ…いんら…淫乱おん…」

 

一生懸命指を出し入れしてくる。

 

気持ち良くもないし、なんだかもうどうしようもなく笑えて来て、

思わず笑ってしまった私。

 

めちゃくちゃキレられて尻を叩かれまくったのは苦い思い出…。

 

結局自称Sは傲慢なセックスが好きなだけだった

 

彼とのセックスのエピソードはたくさんあるのだけど、

今日はここまでにしたい。

 

振り返ってみると、彼はSMが好きなのではなくて

傲慢なセックスが好きだったのだろう、と思う。

 

私にとっては本当に悲しみに満ちたSM(ごっこ)であったし、

お陰で10年という長い時間を彼に費やし、

すっかり不感症になってしまった。

 

そう言う意味でも悲しみのセックスであったのだった。

 

 

 

 

結婚も出来ないダメな女の、ちょっと悲しいお話である。