アラフォーでメンヘラで独身、コンプレックスの塊の私がいつかブログを消すまで。

アラフォー、メンヘラ、未婚。神はいるのだろうか。そんなブログです。

貧困家庭で育つと太りやすい問題について考えてみる

貧困家庭に生まれた私が考えてみた

貧困家庭で育った私

私は埼玉のとある貧困な人達が多い地域で、貧困家庭に生まれました。

とても貧しかったので、食卓にお肉やお魚が上がることが殆どありませんでした。

 

学校のイベントで使うものや文房具も、なかなか買ってもらう事が出来ず、

恥ずかしい思いをしたことを覚えています。

 

給食費が納められないと母がぼやいていたことも、

うっすらと覚えています…。

 

お金がない事で母と父がよく喧嘩をしていました。

父が祖父や母の財布からお金を盗んでいたのも、

幼心に辛いものがありました。

 

 

貧しい我が家の普段の食事

そんな私の生まれ育った家庭では、普段の食事は、米、イモ類、卵。

祖父が農業をしていたので、祖父が作ったものが頼りだったのです。

 

イモはとにかく沢山作り、一年を通して食べられる状態に。

米も、食べるのに困らないくらいは作っていました。

 

自然と、食卓には炭水化物ばかりが並ぶようになっていたのです。

 

 

お肉もお魚も買えない貧困家庭

貧乏な家庭だったという話がポロリと出ると、

「じゃあ小さい頃はご飯も食べられず痩せていたんでしょう?」

と言われます。

 

しかし、逆です。

私は小さい頃からかなり太っていました。

 

肉や魚、野菜は高くて買う事が出来ず、

なかなか食べられませんでした。

 

肉や魚が食べられないと、食事はどうしても偏りがちになります。

そうするとなかなか満足感・満腹感が得られない為、

炭水化物を多く摂ってしまうのです。

 

 

厚生労働省の報道発表資料から分かること

www.mhlw.go.jp

 

平成26年度、厚生労働省による「国民健康・栄養調査」の結果の報道発表資料です。

 

以下引用文

穀類摂取量は、世帯の所得が 600 万円以上の世帯員に比較して、男性では 200 万円未満と200~600 万円未満の世帯員で有意に多く、女性では 200 万円未満の世帯員で有意に多かった。

また、野菜類及び肉類摂取量は、男女とも世帯の所得が 600 万円以上の世帯員に比較して、200 万円未満と 200~600 万円未満の世帯員で有意に少なかった。

 

 

こうしてみると、私の育った家庭だけでなく、今現在も低所得世帯では野菜類・肉類はなかなか摂取する事が出来ず、穀類(炭水化物ですね)を多く摂取する傾向にあることが分かります。

 

肉・魚・様々な野菜を購入するよりも、安価で手軽なコンビニ食や、

カップ麺で済ませる人も多いのかもしれません。

 

 

貧困層と富裕層の二極化時代に

これから日本は、貧困層と富裕層の二極化時代を迎えるだろうと私は考えています。

その時代に、私達はどのように健康を維持していけばいいのでしょうか。

 

実は私は、未だに貧困から抜け出せていません。

毎日ご飯に醤油をかけて食べたり、食パンを齧ったりしています。

そして、小さい頃と変わらず太っているのです。

 

貧しい家庭に育ち、病院にかかるお金もない…。

(私や私の家族含め)そんな人達のこれからが、気掛かりでなりません。