家族なんて糞喰らえ。さよなら。大好き。2018.12.10の日記

家出をした。

２３、４歳の時も、同じように家を出た。

家出をする程の事なのか？と、

後になって考えれば思うのかな。

だけどやはりあの家は私のいるべき場所ではないと、

当時と同じように思う。

彼から結婚の話が出た。

同棲の話も出た。

だけど私は結婚出来るような人間じゃないと分かってる。

生まれもそう、障害の事もそう、今無職な事も、

この先きちんとした就職が出来るのが何時になるか分からないことも、

彼のお父様が経営者であり彼が跡継ぎであることも、

その他考えれば考える程に私は彼とは結婚出来ない。

好きで生まれた場所ではなかったし、

自ら選んで障害者として生まれた訳じゃなかったし、

私がこうして生まれたことに意味はあったと思いたいのだけど。

彼と二人で今度こそは幸せな家庭を築いてみたい、

両親のように離婚する必要もなく円満な家庭を築いてみたい、築いてみたかった。

家に帰れば家族が待っている。

何時ものように嫌みたっぷりに文句を言われる。

お互いに嫌いあっているのに表面上は仲の良い家族。

大嫌いだ。

私はあの人達といるべきじゃないと思った、

だから家出してずっと東京に住んでいたのに。

どうして戻ってきてしまったんだろう。

私は家族が大嫌いだ、糞喰らえと思う、だけど本当は本当に大好きだ。

大好きだけど、私は何時だって彼等を受け入れられない。

家に帰ればきっとお母さんは泣き出す。

さよなら。

大好き。

2018.12.10